Agent Lab で LINE OA MCP を動かす
オープンソースの LINE Agent SDK を自分の Agent Lab プロジェクトとしてデプロイし、Google ログインを設定して Claude Code をつなぎ、ひとことで LINE 公式アカウントを接続します。
事前に用意するもの#
- Agent Lab の組織。
- 自分が所有する LINE 公式アカウント。まずはサンドボックスで試すこともできます。
- Claude Code、または MCP に対応した AI ツール。
1. デプロイする#
LINE Agent SDK のソースコードは https://github.com/chatbotgang/line-agent-sdk にあり、最上位に Dockerfile があります。いちばん早いのは、Agent Lab の MCP サーバーをつないだ Claude Code に頼む方法です(AI ツールでデプロイを参照):
https://github.com/chatbotgang/line-agent-sdk を Agent Lab にデプロイして。アドレスラベルは line-oa-mcp で。コードはデータベースを使います。初回のデプロイでプラットフォームが作成して接続します。以後 push のたびに公開するには、プロジェクトをこのリポジトリに接続してください。GitHub からデプロイを参照してください。
2. Google ログインを設定する#
誰でも Google アカウントでログインでき、各自が見られるのは自分が作成した接続だけです。Google Cloud コンソールで OAuth クライアント ID を作成します。種類は「ウェブ アプリケーション」、「承認済みの JavaScript 生成元」にはプロジェクトのアドレス(たとえば https://line-oa-mcp--<組織>.hosting.agentlab.run)を入れます。OAuth 同意画面は「外部」にして公開します。基本的なログインのスコープだけなので審査は不要です。そのうえでプロジェクトの 設定 › 環境変数 に GOOGLE_CLIENT_ID を入力します。ほかはプラットフォームが用意します。プロジェクト設定を参照してください:
| 名前 | 誰が用意するか | 内容 |
|---|---|---|
GOOGLE_CLIENT_ID | あなた | コントロールパネルへのログインに使う Google OAuth クライアント ID。シークレットではありません。 |
ADMIN_GOOGLE_DOMAIN | あなた(任意) | 運営側の Google Workspace ドメイン。たとえば example.com。このドメインのアカウントはすべての接続と運営ページを見られます。メールアドレスの末尾ではなく、Google が返す Workspace ドメインで判断します。 |
ALLOWED_GOOGLE_DOMAIN | あなた(任意) | ログインを 1 つの Google Workspace ドメインに限ります。既定は空で、誰でもログインできます。 |
SESSION_SECRET | プラットフォームが生成 | セッションの署名と、保存する Channel Secret の暗号化に使う鍵の元。誰も値を知る必要はありません。 |
DATABASE_URL | プラットフォームが作成 | 初回デプロイで作成・接続される PostgreSQL。 |
AGENTLAB_GATEWAY_KEY | あなた(任意) | Agent Lab AI Gateway のキー。設定するとテストユーザーのメッセージに AI が答え、設定しないと固定の文章で答えます。 |
保存したら、プロジェクトで サービスを再起動 を選んで反映します。
ログインを設定する前は
サービスは起動しますが、LINE の Webhook とヘルスチェック以外はすべて 503 を返します。ログインなしで公開されることはありません。
3. AI ツールをつなぐ#
Google でコントロールパネルにログインし、Agent トークン ページ(/tokens)でトークンを作成します(表示は一度だけ)。それを環境変数に入れてから、プロジェクトの .mcp.json に LINE OA MCP を追加します:
export LINE_AGENT_SDK_TOKEN='<あなたの Agent トークン>'{
"mcpServers": {
"line-oa-mcp": {
"type": "http",
"url": "https://line-oa-mcp--<組織>.hosting.agentlab.run/mcp",
"headers": { "Authorization": "Bearer ${LINE_AGENT_SDK_TOKEN}" }
}
}
}ほかのクライアントは LINE OA MCP ツールを参照してください。
4. 最初のメッセージを届ける#
Claude Code にこう伝えます:
私の LINE 公式アカウントをつないで、スマートフォンに最初のメッセージが届くまで進めて。AI は接続を作成し、Channel ID と Channel Secret を入力するコントロールパネルの URL を渡してから、各ステップを案内します:
- 読み取り専用の確認 アカウント情報、チャットモード、Webhook、メッセージ上限、友だち数を読み取ります。設定は変えません。
- 方式を選ぶ 送信のみは Webhook に触れません。転送はほかのお客さまのメッセージをこれまでどおり既存システムに渡します。直接引き継ぎは、ほかに何も使っていないアカウント向けです。
- Use webhook をオンにする LINE Developers でオンにすると、サービスが 2 秒ごとに自動で検知します。戻って完了を伝える必要はありません。
- ペアリング QR コードを読み取って友だち追加し、ペアリングコードを送ると、すぐに Agent から最初のメッセージが届きます。
公式アカウントがまだない場合は、line_new_account_steps で作成の手順を案内してもらうか、まず line_start_sandbox で試してください。
認証情報を会話に貼らない
Channel ID と Channel Secret はコントロールパネルのページでだけ入力します。AI ツールが求めることはなく、受け取ることもありません。